
長野県飯山産のお米のおいしさを、たくさんの方に知っていただき、消費拡大につなげるためのPRイベント「いいやま新米まつり」が、2025年11月1日(土)・2日(日)に開催され、令和7年産新米コシヒカリのおにぎりなどのふるまいが行われました。

会場は、登録20周年を迎えた飯山市内の道の駅「花の駅 千曲川」。この日は20周年を記念した各種イベントも開催中で、多くの方々が午前10時の開始前から列を作りました。

今回ふるまわれたのは、飯山地域で作られた令和7年産(2025年産)のコシヒカリ「幻の米」のおにぎりと、味噌仕立てのきのこ汁、野沢菜の切り漬け、そして「信州の伝統野菜」でもある坂井芋(里芋)の煮っころがし。もちろんオール飯山産食材です!

新米のおにぎりは、お米の味を確かめていただくため、塩気は極少量で。食べてみると、大粒で甘味が感じられました。
生産者の話では「令和7年も猛暑による旱ばつや収穫前の雨続きなど、気候の影響があったものの、適期の刈取りでおいしい米を収穫することができました」とのことです。
おにぎりと一緒に、ふるさとの味をどうぞ
今年で3回目となるいいやま新米まつり。今回初めて「信州の伝統野菜」に認定されている坂井芋の煮っころがしがふるまわれました。
飯山市木島地区の坂井を中心に栽培されている坂井芋は、千曲川沿岸の砂目が混ざった肥沃な土地に育まれた、この地域ならではの里芋です。きめ細かくてねっとりした食感と、濃いうまみが特徴。

同じく濃厚な味噌仕立てのきのこ汁。おいしかったです! と伝えると、「しめじからおいしい出汁が出るんですよ。しめじとえのきは水から入れて、なめこは最後に入れるといいですよ」と、スタッフが作り方を教えてくれました。

この季節、ごはんのお供やお茶請けにぴったりな、野沢菜の切り漬けも欠かせません。長さが1メートルはあろうかという新鮮な野沢菜が、農産物直売所の屋外スペースに山積みされていて圧巻でした。


いいやまの秋の味覚、ふるさとの味をたっぷりと味わうことができる、うれしいふるまい。たくさんの方々に楽しんでいただきました。
おいしい飯山産の農産物を、せびご自宅で!
お米、きのこ、坂井芋に野沢菜など、雪国いいやまの雪解け水に育まれたおいしい農産物は、道の駅の農産物直売所などでお買い求めいただけます。ぜひ、ご自宅でも味わってみてください。




ふるさと納税の返礼品で、新米をお求めいただけます。
(取材・写真:佐々木里恵/里の恵み編集室)

