長野県飯山市のおいしいお米を、たくさんの方々に味わっていただくイベント「いいやま新米まつり」が、2024年11月16日(土)・17日(日)に開催されました。
会場となったのは、飯山市内の道の駅「花の駅 千曲川」農産物直売所前。午前10時の開始前から多くの方々が列を作り、地元食材を使ったキノコ汁、野沢菜漬け、新米おにぎりの3点セットが振る舞われました。
令和6年産の新米をおにぎりで!
長野県北部の飯山エリアは、県内で質の良い米が採れる地域として、JA全農長野により「特A地区」に指定されています。また、「米・ 食味分析鑑定コンクール国際大会」では、飯山市内の生産者のお米が毎年入賞しています。
昨年は高温により収穫量が減少しましたが、令和6年産の収穫量は例年並みで、一等米の比率も多く、味も良いとのことです。
飯山産コシヒカリ「幻の米」のおにぎり。さて、お味は…。
大粒のコシヒカリは甘みが感じられ、冷めてもおいしい。ほどよい粘りがあり、食べ応えも十分です。温かいキノコ汁と、野沢菜の切り漬けとの組み合わせも抜群!
ちなみに、おにぎりは機械で成型されたものですが、ふんわりとして食べやすく、その完成度に感服しました。
この日はぽかぽかと暖かな陽気で、朝のテレビ番組や地元のローカル新聞でイベントを知って訪れた方々が、周囲の山々の紅葉を眺めながら、のどかに新米おにぎりを楽しむ様子が見られました。
用意された400個のおにぎりは、1時間で無くなり、大盛況のイベントとなりました。
道の駅「花の駅 千曲川」で、収穫の秋の恵みをどうぞ
道の駅「花の駅 千曲川」の屋外スペースには、漬物用の野沢菜が次々と運ばれて、それを買い求める方々で、収穫の秋の賑わいを見せていました。
「幻の米」をはじめとする飯山産のお米は、農産物直売所で販売しています。飯山市のふるさと納税でも入手可能です。いいやまのおいしいお米、ぜひ味わってみてください。
(取材・写真:佐々木里恵/里の恵み編集室)