令和5年度「飯山市米食味コンクール 飯山のおいしいお米グランプリ」入賞者の表彰式を行いました。同時に「第25回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会」等の受賞報告会も実施し、飯山市内のおいしいお米の生産者が集いました(2024年1月26日開催)。
令和5年度 飯山市米食味コンクール〈飯山のおいしいお米グランプリ〉入賞者
令和5年(2023年)に市内で生産されたお米58検体が出品され、上位6名が入賞しました。
令和5年度:飯山市米食味コンクール〈飯山のおいしいお米グランプリ〉 入賞者
賞 | 地区 | 氏名・団体名 | 品種 | 点数 |
---|---|---|---|---|
グランプリ | 秋津 | 渡辺隆一 | コシヒカリ | 162 |
準グランプリ | 瑞穂 | 飯山市立 東小学校 | コシヒカリ | 161 |
優秀賞 | 岡山 | 沼田浩徳 | コシヒカリ | 159 |
優秀賞 | 太田 | Faith Farm 水野尚哉 | コシヒカリ | 159 |
優秀賞 | 外様 | 株式会社 とざま | コシヒカリ | 157 |
優秀賞 | 岡山 | 江口卓也 | コシヒカリ | 157 |
グランプリ受賞は秋津地区の渡辺隆一さん
今回グランプリに輝いた秋津地区の渡辺隆一さんは、3回目の出品で初めての入賞。最高位のグランプリを受賞しました。
定年退職後から10年以上も米作りを続けている渡辺さんは、静間水稲耕作組合の組合長でもあります。
50年以上の歴史を持つ同組合は、今年3月に法人化される予定とのこと。米作りを通して、地域作りをすることを目的にして、まずは地域のお米の独自販売を目指すそうです。
飯山市立東小学校が準グランプリ受賞
準グランプリは飯山市立東小学校が受賞しました。瑞穂地区にある福島棚田で、体験授業の一環として児童が栽培したお米が高得点を得ました。
表彰式に参加した5名の児童からは「ハゼかけなど、昔の人の米作り体験は、大変だったけど楽しかった」「炊いたお米は、噛めば噛むほど甘味があっておいしかった」といった感想や、「来年も入賞したい!」という頼もしいコメントもありました。
例年になく過酷だった令和5年の米作り
優秀賞を受賞された沼田浩徳さん、Faith Farm 水野尚哉さん、株式会社とざまは、毎年のように米食味コンクールに入賞している生産者です。
令和5年は例年にない猛暑や渇水の影響で、生産者の方々は厳しい環境下での米作りを体験したそうです。「田んぼの中で、稲が枯れるのを初めて見た」と、株式会社とざまの宮本さんは語りました。
飯山市北部にある岡山地区で、アスパラガスやズッキーニなどの野菜栽培をする江口卓也さんは令和元年以来、2度目の入賞。「鍋倉山の水をいただいている。それに生かされて、いい米が作れた」と、米作りにおける水の重要性を語りました。
長野県北部にある飯山エリアは、県内で質の良い米が採れる地域として、JA全農長野により「特A地区」に指定されています。
生産者の方々からは、この先も飯山からおいしいお米をお届けしたい! という思いが伝えられました。
第25回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会inつなん 入賞者
2023年12月1日・2日、新潟県津南町にて開催。全国から出品された5092検体の中から42名がノミネートされ、飯山市内の生産者3名(団体)が入賞しました。
「第25回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会inつなん」 飯山市の入賞者
部門 | 賞 | 氏名・団体名 | 品種 |
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総合 | 特別優秀賞 | 農事組合法人 ファームステーション木島 | 夢ごこち |
総合 | 特別優秀賞 | JAながのみゆき 一番開花の会 小池幸喜 | コシヒカリ |
都道府県代表 お米選手権 | 特別優秀賞 | 農事組合法人 やなぎはら | コシヒカリ |
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第20回 お米日本一コンテスト in しずおか 2023
2023年12月19日・20日、静岡県静岡市にて開催。沼田浩徳さんが最高金賞を受賞しました。
飯山産のおいしいお米はふるさと納税で!
長野県飯山産のおいしいお米は、生産者のサイトや、ふるさと納税の返礼品で購入することができます。
令和5年産は収穫量が少なかったため、すでに販売終了のお米もあります。